でんき代の値上げについて

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こんにちは。クロッポです。
ここ最近、値上げのニュースをよく見ます。
その中でも生活インフラのひとつである、でんき代について書こうと思います。
下記に当てはまる人は参考にしてください
・東京電力管轄、60A
・家族が5人
・家に日中含めてだれかいる
・固定価格買取制度を利用していない
(家で太陽光などで発電した電気を電力会社に買い取ってもらう制度)
新電力(電力自由化)のことを知っているよって人は応用編から見てください。
2022年11月26日
規制電気料金のニュースが流れてます。
記事内の料金については早ければ23年4月頃から変更になる場合が想定されます。
契約時は料金の単価の確認をお願いします。
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目次

経緯

正直、毎月の電気代は気にしてませんでいた。
毎月大体これくらいだろうと感覚で持ってましたが、ある日、あれ?
高くないと思い調べるようになりました。
現在のプランに変えて大体半年くらい経つので感想とどれくらい安くなるのかシミュレーションしました。
現在の電力会社
ソフトバンク 自然でんきプラン

基礎編:でんき料金のしくみ

電力自由化により、なんちゃら電気(でんき)と呼ばれるサービスが無数にありますが、
料金の建付けは全て同じです。単価がサービスにより変わります。
電気料金=基本料金+従量料金※+燃料費調整額※+再生可能エネルギー発電促進割賦金※
※:使用電力×単価で使った分だけ料金が発生します。
調べても払わないといけない物なので、項目ごとのなぜ払うのか?はここでは割愛します。
そういう物だと認識してもらえればと思います。

基礎編:新電力(電力の自由化)ってなに?

電力の小売全面自由化によりソフトバンクでんきもそうですが、ENEOSでんきや楽天でんきなど、
無数の電気事業者が新規参入しました。新規参入した会社を新電力と呼ばれてます。
ポイントは2つだけです。

ポイント1
どこの会社を選ぼうが、発電、送電は今まで通り東京電力など大手の電力会社が提供しています。
電気の品質はどこも同じです。
各社オリジナルで発電しているところありますが、
大手のでんきと混ざって供給されるので、品質は結局変わりません。

ポイント2
でんきの小売をやる会社側の目的は、ほぼほぼ提供会社の囲い込みの為にサービスを提供してます。
会社によっては、別サービスの割引やポイント還元などで、お得感をアピールしてます。
注意する点は、契約解除料金が発生するものもあるので注意。
割引も最初の〇〇ヶ月だけの場合もあり、その分通常料金に乗っていて結局割高の場合もあります。
なんでもそうですが、契約内容はよく見ましょう。

応用編:でんき代の値上げ

でんき代の何が変わって値上げされたのか分解しました。

従量料金

新電力会社により2種類に分かれます

・電気料金単価があらかじめ決まっているプラン
単価が固定、使った電力×単価で料金がわかりやすい
 単価の見直しの頻度は少ない(前回見直し時期:2016年6月ごろ)

・市場連動型プラン
電気の需要が少ないほど、単価が安くなる
 30分単位で単価が変わるので、請求がくるまで料金が分からない
ニュースにもなりましたが、大雪などで電力の需要が逼迫すると単価が大幅に上昇する

市場連動プランの単価はここから見れます。
(正確には記載の単価がそのまま請求される単価では無いので注意)

https://insight.enechange.jp/markets

市場連動型プランの需要は天気だったり、コロナによるテレワークだったり、
外的要因により変動します。特に冬は暖房機器により電気の使用量が増えます。
恐らく、世間が電力使用量が増えている時は、我が家も増えているはずなので、
電力使用量増加×単価上昇により、想定より割高になるリスクはあります。
単価のコントロールが出来ないので、個人的にはオススメしません。

燃料費調整額

海外から仕入れている燃料コストの負担金額です。毎月見直しされます。
基準価格より安くなると単価が下がり、高くなると上がります。
直近は円安や輸送コスト、人件費増加により単価が増加傾向です。
上限金額が設定されていて、各電力会社の頑張りで上限以内で抑えていたが、
とうとう抑えることが出来なくなり、ついにほぼ全プランで上限が撤廃されました。
2020年、21年頃は燃料調整費がマイナスでした。
電気代が使った分値引きされてました。
2021年9月で月は-2.58円だったのが、22年9月に約+5.13円まで上がりました。

700kWh使った場合の差額 ※イメージ
21年9月:700×-2.58=-1,806円
22年9月:700× 5.13=3,591円
5,397円/月値上げ

月5,000円の値上げってそうそう聞かない規模かなと。
この先、値段が下がる要素が今のところないので、
上限撤廃された今、どこまで上がるか分かりません。

再生可能エネルギー発電促進賦課金単価

電力会社がソーラーパネルなどから発電した電気の買取り費用の負担金です。
年に1回、5月に見直しされてますが、右肩に上がり続けているので、
状況が変わらなければ、ここも毎年、単価上がり続ける可能性があります。

応用編:でんき代はどれだけ安くなるの?

値上げの要因は確認できたとして、要は単価の安いサービスで比較しました。
ポイント還元入れたらこっちの方が安いとかあると思いますが、私個人が複雑な料金体系が嫌いなので
極力シンプルなサービスで選んでます。
前提
使用電気量:700kWh
契約アンペア:60A
燃料費調整額は2022年11月時点(上限撤廃後)
※記載の金額は税込み

東京電力:従量電灯B

昔からあるプラン、比較基準
基本料金:1,716円
従量料金:19.88円、26.48円、30.57円/kWh(単価が3段階)
燃料費調整額:5.13円/kWh(上限あり)
再エネ割賦金:3.45円/kWh

ソフトバンク:自然でんき

我が家のプラン
基本料金:0円
従量料金:26.48円/kWh
燃料費調整額:8.07円/kWh
再エネ割賦金:3.45円/kWh

東京電力:アクアエナジー100

乗り換え検討プラン
基本料金:3,366円
従量料金:23.83円、30.57円/kWh(単価が2段階)
燃料費調整額:0円
再エネ割賦金:3.45円/kWh

概算額 比較結果

1.従量電灯B:27,102円
2.自然でんき:26,600円(-502円)
3.アクアエナジー100:25,158円(-1,944円)
アクアエナジーに変えれば、今より月1,400円くらい安くなる。
1月が使用電力のピークで仮に900kWhまで行ったら2,200円くらい今より安くなりそう。
自然でんきは契約解除料は発生しないのと今切り替えたら12月になりそう。

デメリットは無いのでもう少し穴が無いか確認したら切り替えようと思います。

燃料調整額が上限のまま上がらなければ、自然でんきが一番安くなります。

最後に

なにかと、値上げ、値上げで、給料は上がる気配は無いので、
これを期にまずは固定費を見直してみるのはいかがでしょうか?
調べる、手続きの時間は必要ですが、0円で毎月安くなるなら
早めの方が効果は期待できるので、出来るところからコツコツ見直していきます。
国から支援あったらラッキーくらいの感じで行こうと思ってます。
皆様に共有できそうなことあれば随時更新していきます。
最後までありがとうございます。
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